第107回最高の居場所ライブ 「リーダーのための言霊塾 入門編」
ゲスト講師: 大江亞紀香さん
日時:2018年1月21日(日) 13:00-17:00 (受付開始 12:45)
会場:東京ボランティアセンター 第一会議室
参加人数:16名
運営事務局:しょご、SOL、& とうりょう
【オープニング】 ・運営事務局より、居場所のビジョン紹介。
・NPO法人はたらく場研究所-最高の居場所代表理事とうりょうから挨拶。
・ゲスト講師の大江亞紀香さんの紹介でスタート。
■自分たちは根底にどんな文化を持って生まれてきたか、自分たちの文化的ルーツにつながり、諸外国からどのように見られている国民性であるか?を知ることを通して自己肯定感とこの時代にこの国に生まれた目的を思い出すことが今回のテーマ
◆言霊の幸はふ国
古来より、口から発した言葉が現実を作ると信じられてきた。
言霊の力と脳生理学のポイントを押さえた目標設定法の説明を基に、ライブ終了後に得たいゴールを設定。
・言霊に込められた祈り「いってらっしゃい」「いってきます」
・言葉の語源に見る古来の人の世界観 「こんにちは」「さようなら」「お母さん」「お父さん」
◆自分たちにとって日本とは何か?
・世界に最もいい影響を与えている国 ⇒ 英国BBCによる2007年から約2万人規模インタビューデータでほぼ1位は日本。
一方、日本人は日本がいい影響を与えている国という自覚が低い。
・ギネスに載る世界最古の国
◆世界七大文明のひとつ
◆日の丸、君が代
・君が代の「君」とは、天皇ではなく男女のことでイザナキ、イザナミに由来している。
・人の世の平和が永遠に続くことを祈る歌。
◆世界の神話三分類
丸山真男氏が、神話の世界観を分類。
「つくる」⇒キリスト教、イスラム教、「なる」(成る、鳴る)
◆日本に長寿企業が多い理由
世界41か国に200年以上の老舗は約5、600社ある中で日本が約3100社と圧倒的に1位である。
◆古来から継承されてきた日本のリーダーの在り方
古来人民は「大御宝(おおみたから)」と呼ばれ、現代にいたるまで天皇陛下は祈る人である。
この国のリーダーのすることは、自ら汗して働き、人々を飢えさせないこと。『古事記』
◆やまとごころの根幹 日本の精神性の原点
・八百万(やおよろず)の神の思想
・産霊(ムスヒ)の信仰
・清明心(せいめいしん)
世界各国から感謝され慕われてきた国
私たちの共通の使命とは
以上、新春にふさわしい日本人に生まれてきた意味をあらためて問い直す機会になり、同時に日本人であることをほめられ、自己肯定感がとても高まったライブでした。
講師の大江亞紀香さん、本当にありがとうございました。
~★みなさんのアンケートから一部抜粋★~(順不同)
・日本人である私たちが次の世代に、またこれから日本が開かれてゆく中で海外に伝えていかなければならないことがあると強く感じました。(M.H)
・日本人の根底に流れる大切なもの、素晴らしいものを知ることができ、日本人としての自己肯定感が上がりました。それぞれの国の良さをもっと知り、自国の良さももっと認めていきたいと思いました。(M.K)
・天皇の役割や日本人のルーツにふれることができました。自分がにほんじんであることの誇りを持つことができました。これから心をこめて言葉を使っていきたいとと思いました。(K.I)
・清明心が響きました。長寿企業の視点が面白かったです。
・「神話」や「日本精神」の良いところを見直そうと思いました。日本人にとって大事なものは何かを考えるきっかけになりました。日本人のリーダーシップはよくわかりませんでした。(よし)
・リーダーのすることは、人々を飢えさせないこと、自ら汗して働くこと、みんな神様に響きました。日本のこころの豊かさを学び、日本人として生まれたことに感謝の気持ちがわいてきました。(かんな)
以上、1月ライブ運営担当:しょご@木越省吾 SOL@立岡里司